こんにちは、総合プロデューサーの坂上です。
『アイドルマスター プラチナスターズ』が発売されました!!
PlayStation®4で初となる「アイドルマスター」の最新作です。
全国のプロデューサーのみなさま、たいへんお待たせしました。
昨年の10周年ライブで映像をはじめてお披露目してから1年、
ようやくプロデューサーの皆さまの、お手元に届けることができました。
既に遊んでいただいているプロデューサーさん、ありがとうございます。
まだという方も、ぜひよろしくお願いします。
今日は「プラチナスターズ」のおさらいもかねて、改めてお話したいと思います。
●「一体感で盛り上げていく」リズムゲームを目指して
PS4という「アイドルマスター」として初めてとなる新ハードで発売するにあたって、「アイドルマスター」をどう提示できるか、という議論を重ねてきました。かなりぐるぐると色々な話がありました。スタッフの共通点は、アイドルの魅力は、やっぱり「唄って」「踊る」姿っす!ということで、そこに全力集中したいっす!だったら「ライブ」を軸にしてリズムゲームにしようとなりました(笑)
以前、PSP「シャイニーフェスタ」では「唄うように」を目指したリズムゲームでした。
今回の「プラチナスターズ」は「一体感で盛り上げていく」リズムゲームを目指しています。
生のライブのような迫力・会場との一体感を得られるよう、ライブの表現には特に力を入れています。ステージシーンでは会場の規模に応じて自動でサウンドに効果がかかったり、ライブの進行に応じた観客の歓声やコンサートライトが変化するなど、ステージ演出にもこだわっていますので、自分のプレイがライブを盛り上げていることをより直観的に感じてもらえるかと思います。アイドルたちの唄う楽曲にノる気持ち良さを従来よりも強く味わってもらえると思います。
アイドルたちと共にライブの一体感を感じていただければ幸いです。
●「合宿所」ではじめて出会う765プロのアイドルたち
舞台は合宿所です。デビュー後、鳴かず飛ばずのアイドルたちとの強化合宿がはじまります。
今回は、プロデューサーはアイドルたちと「はじめまして」で出会う状態から、物語がスタートします。今更いうのも忍びないパラレルワールド展開ですが(笑)
なんと「ワンフォーオール」以前の物語との繋がりはありません。つまり「始めて」ではなく
「初めて」なんです。あっ、「春香」は「春香」です!ご安心ください!
あらためて、みなさんが同じスタートラインにたって、アイドルたちのプロデュースを楽しんで頂けるようにしました。
合宿所ではアイドルとしての特訓の様子はもちろんのこと、部屋ではアイドルたちがまくら投げやババ抜きなど、思い思いの過ごし方をしています。そんなアイドルたちの姿を眺めているだけでも時間がたってしまうかもしれません。
●アイドル1人ひとりをより魅力的に
ビジュアル面においては、正当進化を目指して、アイドル一人ひとりの魅力の向上に注力しました。アイドルたちの豊かな表情やより少女らしい柔らかな体格、髪の毛の毛先、毛流れのしなやかさなどもさることながら、基礎となるレンダリングエンジンから見直し、検証を重ねまして、生み出されたのが新レンダリング技法「ヴァリアブルトゥーン」です。少し難しい話になりますが、これは時間や空間に応じて変化する光と影をイラスト調の画風に適合させるためのレンダリング技法で、アイドルたちをより魅力的に表現することに成功しました。
シリーズで最も魅力的、かつ生き生きとした765プロのアイドルたちと出会える喜びをぜひ感じて頂きたいと思います。
●発売後も続いていきます
すでに告知していますが、本作では長く楽しんでいただく新しい試みとして、特別な無料ライブ「DLライブ」を定期配信します。DLライブは複数のライブで構成されており、「大成功」でクリアすると次へ進むことができます。またDLライブには専用の新衣装・新アクセサリーが用意されています。全ライブを「大成功」でクリアするとこのDLライブ専用の新衣装をGETする事が出来ます。第1回DLライブは『DL LIVE/ゴシックパンク・クィーン』(8/4)です。是非遊んでみてください。
また、7/28に『DLC創刊号』を配信します。
その前に、いつもお話ししていることですが、「アイドルマスター」はゲーム本編で調整をしていて、十分楽しめるようになっていますので買う必要はございません。
DLCはもっといろいろな楽しみ方をしたいと言う一部のプロデューサーの方のために提供しています。
創刊号ではDLC専用曲『Miracle Night』に合わせ満点の星空をイメージしたDLC専用衣装『ミラクルダンスホール』のほか、アクセサリーなどを同時に配信します。ほかにも、シリーズの名曲『I Want』や『目が逢う瞬間』、『アイドルたちからのメール』では合宿中の何気ない様子や写真つきのメールをもらう事ができます。今後のDLC展開についてもご期待ください。
●舞台袖のプロデューサー
開発途中のころ「プラチナスターズ」ではどんなプロデューサーなの?という話を聞かれて
プロデューサーはプロデューサーだよと、ごまかしながらもうまく説明できずにいました。
ようやく完成したゲームをプレイしていて、「そう、この感覚だ。」と思いました。このドキドキする感覚。それは「舞台袖で見守るプロデューサー」の気持ちです。「みんながんばったけど、うまくいくだろうか。」というドキドキ感。実際のライブで何度も味わった感覚です。
今回、みなさんには舞台袖に立っていただきアイドルたちをステージに送り出していただいきたいと思います。一緒にドキドキワクワクしましょう。
それでは、みなさん「アイドルマスター プラチナスターズ」をよろしくお願いいたします。
一大ビッグイベント「エクストリームライブ」の成功と、その先に描かれるアイドルたちの物語を今日からぜひ楽しんでください。
そしてこれからも「アイドルマスター」を何卒よろしくお願いいたします。
2016年7月28日
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
アイドルマスター総合プロデューサー
坂上陽三